【書評】『駆け出しマネージャーの成長論』感想。今の時代に求められる新任マネージャーへの指南書。

【書評】『駆け出しマネージャーの成長論』感想。今の時代に求められる新任マネージャーへの指南書。

こんにちわ。
マネージメントするよりされる方が得意な管理職(若葉マーク付き)@「みやび」です。


東大卒、現在立教大学の経済学部にて教授をされている中原淳氏の駆け出しマネージャーの成長論~7つの挑戦課題を「科学」する~』というマネジメント書籍。先日ちょっとした機会に手に取ることになりまして読了しましたので
その感想になります。

先に感想を一言でお伝えすると”プレイヤーからプレイングマネージャーへ移行しようとしている方向けの心構えとアドバイス”が書かれている良書となります。
東京喰種のカネキくんがプレイヤーという隻眼のグールからその後、東京喰種reにてチームまとめるマネジメントをするような感じに近いですかね。あれ?違ったかな??ごめんなさい。

 

本書を読み終えると、これからマネジャーになる上で身に付けておくべきプロセスを理解することができるといった点では非常に参考になります。すでにマネージャーとして活躍されている方が読んでも自分がしてきたことが間違っていなかったという確信とまだ不足しているなといった事に対する気づきや復習することができます。若手や新人の方だとマネージャーの方が何を求めているのか?また自分が今後どうすればマネージャーへとキャリアアップできるかのヒントも込められていますね。

さて、そんな「駆け出しマネージャーの成長論」あらすじ・内容、読んで感じたこと、こういった方に読んで欲しい、最後にまとめという構成にてご紹介いたします。
それでは、どうぞ!

いくつか書籍のレビューが溜まりましたら、オススメ良書10選みたいな記事を作成したいなと思ってます。

 

あらすじ・内容

難しいことは抜きにして、プレイヤーから駆け出しマネージャーになる心得を授けてくれます!

中身をざっくりまとめると、「マネジメントとは何か」「マネジャーとは何する人ぞ」をわかりやすく本書にて書かれています。
著者ご自身が行なった科学的な調査から得られた結果をもとに、
今のマネジャーを取り巻く環境変化の厳しさを5つのキーワード(突然化、二重化、多様化、煩雑化、若年化)にてピックアップしています。
マネジャーとしてクリアしないといけない越えるべき壁を7つの挑戦課題という表現にて
(部下育成、目標咀嚼、政治交渉、多様な人材活用、意思決定、マインド維持、プレマネバランス)それぞれの課題の克服の仕方について詳細にアドバイスを教えてくれます。
最後の方は、マネジャーに任命された人が活躍できるために経営者や人事担当の人たちにお願いしたいことや、マネジャー経験のある人たちの座談会の様子なども収録されているといった非常に豪華な内容となっています。

 

目次

第1章 マネジャーとは何か?
第2章 プレイヤーからの移行期を襲う5つの環境変化
第3章 マネジャーになった日―揺れる感情、7つの挑戦課題
第4章 成果を挙げるため、何を為すべきか―リフレクションとアクション・テイキング
第5章 マネジャーの躍進のため、会社・組織にできること
第6章 座談会 生の声で語られる「マネジャーの現実」

5つの環境変化
「突然化」「二重化」「多様化」「煩雑化」「若年化」

7つの挑戦課題
「部下育成」「目標咀嚼」「政治交渉」「多様な人材活用」「意思決定」「マインド維持」「プレマネバランス」

 

読んで感じたこと

本書は、駆け出しマネジャーが自身の役割を正しく捉え、変わりゆく社内外の状況へ戦略的に対応する過程を科学的に考察した書籍ですね。

どうしてもこういったマネジメント〇〇論的な書籍は硬く筆者の上から的な印象がありますが、本書はわりとすぅーと読めましたね。癖もなく、通勤中やちょっとした隙間時間に読むことができます。ただそれでも文字数はそこそこあります。

電車での移動中やちょっとした隙間時間に読めるようにカバンにしまっておくといいかも。
私は行きと帰りの通勤時間を活用して読了しましたよ。
読むペースや時間によりますが2~3週間で読み終えました。
また業種問わず共通、共感できる部分も多いと思いますので、その点もGOOD!です。

また、そもそもマネジャーとは何ぞや?からスタートし、マネジャーになるということはどういうことなのかを序盤にて説明しているので、本書の中核となる上記の課題への克服手段を読み進めることができる点は、読者としてはとても読みやすかったと感じています。

書籍としては約300ページのボリュームで大きさは文庫本となります。300ページといえばラノベくらいの分厚さですね。PHP文庫の大きさといえば伝わりやすいかな?表現が古い??少し残念な点を挙げれば、写真、図や表が思ったより少ないことですかね。
私は、活字に抵抗がないので問題なく読めましたが、そうでない人には、ちょっと読むのがつらいかもしれないですね。マンガでわかるシリーズになってもいいかもしれないっすね。

 

 

 

こういった方に読んでほしいです。

  • 店長やスタッフを管理する立ち位置にいる方またその近くにいる人(〇〇さんがいつも忙しくしてるのは、あれが原因だなーとか。あの人がいつも場を上手く支配しているのはそうゆうことかなどを体験できちゃうかもね)
  • 中間管理職である程度経験を積まれている方(今更ながらもう駆け出しじゃないので、得ることはないだろ・・・ふむふむ。なるほど。ん?これは、使えるな!といった気づきがあるかもしれないですよ。また、私が実践していることが書いてあるな!良し!みたいなね)
  • これからマネージャーを目指している方、興味のある方(新人、若手プレイヤーのうちに知っておくと後で得をすることが多い内容もちょこちょこ入ってます。ピリリと辛いってやつですw)

 

 

まとめ

突然明日からマネジメントがうまくなるようなテクニカルな手法が書かれている攻略本ではないですが、今後自分自身がどういったマネージャーを目指すべきかの進むべきベクトルとどのくらいの強度(パワー)で向かえばいいのかをそっと導いてくれます。
ドラクエでゆうところのダーマ神殿にてあなたが転職できるのは・・・と教えてくれる神父に少し似ていますね。
神父「あなたが目指すべきマネージャーとやるべき手法は・・・」

私は異世界転生して俺tueeeしたいっす!!!あと、ハーレムもいいね!

私自身10名程度の部下や数名のスタッフへの指示、新人教育程度しか経験のない若造ですが、自分なりのマネージャー論と比較しながら読んでいて、それそれ!それある!といった非常に共感できる箇所やあれ?なるほど。そうゆうとらえ方もできるのか?という気づきもありましたね。

世の中に沢山のマネジメント論を書かれている本はありますが、中だるみせずに一気に気持ちよく読めるのは『駆け出しマネージャーの成長論』だと思います!オススメします。

読了後、お仕事にてちょっとドヤ顔でマネジメントしてたのはここだけの話。恥ずかしい///

 

 

おまけ

「大人の学び」を科学する!を掲げられている著者のことがもっと知りたい!
そんな方は、こちらのリンクにて

「大人の学び」を科学する!中原淳氏のサイト

他にも多数ビジネス書をリリースされていますね!
それにしても写真が若々しくて素敵な笑顔です。
この笑顔でお願い事されたら、コロッとマネジメントされちゃいますよ!

 

 

 

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